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2010年 07月 16日
調子に乗ったところで一気にアップしておこう。
June 1.The Grave Tattoo by Val McDermid これも出先で本が足りなくなってチャリティーショップで衝動買いしたのですが、まあまあおもしろかったかな。 Wordsworthの学者ジェーンは出身地の湖水地方で死体が発見されたという新聞記事を目にする。 死体には特殊な刺青があり、ジェーンはMutiny on the Bountyで有名なFletcher Christianの死体である可能性があると思い込む。 Fletcherの人生はWordsworthと深いかかわりがあると見たジェーンは両親の住む湖水地方に向かうが、思わぬ犯罪に巻き込まれることになる。 2.The Thousand Autumns of Jacob de Zoet by David Mitchell 大好きな作家の最新作。 17世紀から18世紀始めにかけての長崎の出島が舞台。 出島に到着したオランダ人の書記、Jacobは他の外国人居住者とは違い日本を理解しようと努力する。 当時の日本人女性としては珍しくオランダ人の医師から医学の手ほどきを受けるおりとに片思いをするJacobだが、父亡き後、おりとは尼として修道院に送られてしまう。 当時ヨーロッパ人と日本人がお互いに感じた驚き、疎外感など、とても面白いのですが、小説としてはこの作者の作品はCloud AtlasとBlack Swan Greenのほうが好き。 彼の文章はいつ読んでも美しいです。 3.Gypsy Boy by Mikey Walsh 珍しく小説じゃなくて、自伝です。 イギリスのロマジプシーのコミュニティーに生まれたMikeyの半生は興味深い。 父には殴られ、叔父には暴行され、自分がゲイであることに気づくと、ジプシーの間では暮らせないと悟り逃げ出す羽目に。 学校にもろくに行けなかった彼が本を出版してしまう、というところがすごいですが、これはすぐにでも映画化されそうな予感。 ロマの生活はあまり垣間見ることができないので、面白かったです。 5月のBest ReadはやっぱりDavid Mitchellかな。 参加してます。 ポチっとお願いします。 ところで、話は変わりますが、 去年の終わりに携帯をBlackBerry Curve 8520に変えました。 携帯ネットワーク会社の人たちに、 『日本語は使える?』 と聞いたら、 『最新の機種、Boldならすぐに日本語使えるけど、Curveの場合はインストールすれば使える』 と言われたので、月々の費用が安いCurveしたのですが、こいういうところのお兄ちゃんたちの言うことを信じちゃだめですね。 BlackBerryのサイトで日本語インストールの情報が見つけられなくて、ネットで調べたやり方でインストール失敗すること3回。 今朝、やっとめでたく日本語で読み書きできるようになりました。 こんなに面倒なシステムにする必要ないと思うんだけど。 今回参考にして、一番分かりやすかったのはこのサイト。 http://www.youtube.com/watch?v=R0N3Wu0DsHE まずは http://na.blackberry.com/eng/services/desktop/ をPCにインストールしておくことが必要です。 youtubeのビデオがステップごとに説明してくれますが、このビデオに出てくるEast Asian Langauage Pack v. 4.6.1では何度もインストールに失敗したので https://www.blackberry.com/Downloads/entry.do?code=B86E8D03FE992D1B0E19656875EE557C ↑のリンクからご自分の機種を選び、v.5.0をダウンロードするとうまくいくと思います。 (私の携帯にはdevice software v.5.0が入っていたので、たぶんv.4.6.1にダウングレードができなかった?)。 あとはデスクトップマネージャーが全部やってくれるのですが(ビデオ参照)、時間はかかりますので覚悟してください… まあ、これからBlackberryを買おうと思っている方は日本語を使うのであればBoldにするか、アンドロイドやiPhoneにしたほうが懸命かも^^;。 ブラックベリーの日本語環境で困っている海外在住のかたのお役に立てたら、と思って書いてみましたが、私自身テク音痴なので、質問をいただいても答えられないと思いますが…
by melocoton2
| 2010-07-16 19:58
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