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2016年 01月 23日
John Saturnall's Feast これは2014年に読み始めたけれどなぜか読み進めず投げ出していた一冊。 今回はなんなく完読できました。 なんだったんだろう? 16世紀始めのイングランドで魔女と疎まれる女性とその息子、Johnが村から追い出される。 母は森に隠れているうちに亡くなってしまうのだが、Johnにバックランド・マナーというお屋敷のキッチンに丁稚奉公に行くように、と遺言を残した。 Buckland Manorにたどり着いたJohnを待ち受けていた人生とは? 清教徒革命の前後に渡る物語なので、宗教の要素もかなり強いです。 Feast = ごちそう、宴会 は旧約聖書のエデンの園の様子に通じるし、 また新約のミサの様子にも通じるんでしょうね。 昔の食卓をかいま見られるのかな、という期待が大きかったけど、ちょっとマニアックなお料理が多すぎて、普通に再現レシピ、とかの次元じゃないですw。 イギリスの小説ってあまり食べるシーンが出てこないんだけど(お酒を飲むシーンは多いです)、まあ、そういう意味では貴重な作品かも? ちなみに日本の小説は食べ物関係の描写多いですよねー。 やっぱり国民性が出る気がします。 お勧め度: ★★★☆☆ 参加してます。 ポチっとお願いします。
by melocoton2
| 2016-01-23 06:07
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