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2013年 12月 13日
Dominion Shardlakeシリーズで大好きな作家、CJ Sansomの最新作。 今回の舞台は第二次世界大戦後のUK。 チャーチルが大戦中に失脚し、UKはドイツと同盟を組み、どんどんファシストの道に走っている、という設定。 最初はあまりにも現実とかけ離れた設定でなかなか読み進めなかったのですが、次第に引き込まれ、最後はハラハラドキドキしながら一気に読みました。 国家公務員のDavidはアイリッシュ系だが、実は誰にも打ち明けていない秘密がある。 彼の母はアイルランド出身のユダヤ系の移民だったのだ。 Davidと妻のSarahは一人息子を事故で亡くし二人暮らし。 そんな中、彼らの住むイギリスはナチスドイツとの同盟を保つべく、どんどんとファシスト化していく。 ある日、旧友に誘われたDavidはレジスタンスに参加することを決意しスパイとなるのだが。。。 歴史の歯車が一つ狂うとどんなことになるか、という小説はよくありますが、この作品は登場人物の心理を中心に人間味あふれるストーリーで興味深いです。 次のShardlakeいつになるのかしら? この作者、体調を崩しているというのをどこかで読んだのでちょっと心配です。 お気に入り度: ★★★★☆ 参加してます。 ポチっとお願いします。
by melocoton2
| 2013-12-13 20:04
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