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2011年 08月 20日
『心星ひとつ』と一緒にブライアさんが送ってくださった『銀二貫』。
あーあ、また一気読みしちゃった。 舞台は江戸時代の大阪。 寒天問屋の主、和助は大火事で焼けてしまった天満宮再建のために用立てた銀二貫という大金を、ひょんなことからあだ討ちで父をなくした武家の子息、鶴之輔の命と引き換えに使ってしまう。 身寄りのない鶴之輔は和助の下で松吉と名を変え丁稚奉公を始めるのだが… 銀二貫という大金を一見無駄遣いしてしまったかのように見える和助。 でもこの人の人柄とものを見る目がすごくて、この大金はいろんな意味で人の人生を変える。 登場人物の会話が商人の浪花言葉なのも東京っ子の私にはすごく新鮮だし、昔の人たちの我慢強さ、礼儀の正しさ、自分の仕事に対する生真面目さ、と読んでいて気持ちがいいです。 寒天作りの過程とかもなかなか興味深い! あ、それからウォータープルーフのマスカラで挑むのをお勧め。 涙する場面がすっごく多いですから!!!! この作者さん好きだなぁ。 ブライアさん、重ね重ねありがとう! お勧め度: ★★★★★(5/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。
by melocoton2
| 2011-08-20 18:16
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