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2012年 01月 24日
The Ides of March [DVD amazon.co.uk] これはRyan Goslingの演技力を最大限に生かした映画。 あ、George Clooneyの監督作品。 そして、本人も大統領候補として好演しています。 でも自分がメインじゃなくてもいい、という映画作り、Clooneyのプロ意識を感じさせていい。 ClooneyふんするMike Morrisは民主党の大統領候補。 リベラルで”神ではなく私の宗教は米国憲法だ”と言い切る。 この映画の主人公はMorrisの広報担当のStephen Meyers(Ryan Gosling)。 キャンペーンマネージャーであるPaul(Philip Seymore Hoffman)の元で働く若手で、自分が信じる人としか働けないという理想主義である。 Stephenは二十歳のインターンと深い仲になるが、その彼女からとんでもない告白をされるのだった。 一方、StephenはMorrisの競合相手のキャンペーンマネージャー(Paul Giamatti)に呼び出され、彼の元で働かないか、と提案されるのだが…。 米大統領選挙の年であるだけあって興味深い内容。 アメリカの政治って本当にテレビの討論番組でどういう印象を与えるか、というのがすごく結果を左右するので広報担当というのはキャンペーンの要になる人物。 そして、クリーンそのものの見かけの政治家たちは一皮剥けば汚い事実を隠している。。。 フランスとかのように、愛人がいるだの、なんだのは政治とは関係ない、みたいな扱いのほうが大人らしいと思うけど(まあ、フランスはフランスで行き過ぎかも DSKの件とか… 汗)。 演技派(Marisa Tomeiも)が総動員されているといっても過言ではないキャストで見ごたえアリ。 ちょっとびっくりしたのはMorrisの奥さん役がイギリス女優のJennifer Ehle(Colin Firthが一躍Darcy役でスターになったBBCのPride & PrejudiceのElizabeth Bennet役)だったこと。 あまりUKでみないなと思ったら、ハリウッドで活躍してるのかしら? ちなみにタイトルの”Ides”とは古い英語(ラテン語語源)で”15日という意味。 シーザーが暗殺された3月15日にちなんで、このストーリーのSuper Tuesdayは3月15日に設定されているからだそうです。 日本語のタイトルは『スーパー・チューズデー: 正義を売った日』だそうです。 説明しすぎ(汗)。 3月31日公開予定。 お気に入り度: ★★★★☆(4/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2012年 01月 23日
![]() ※画像はwww.imdb.comからお借りしています。 1920年代後半、サイレント映画のスター、George Valentine(Jean Dujardin)はハリウッドでの人気者だった。 そんなある日、女優の卵であるPeppy Miller(Bérénice Bejo)と出会い、お互いに惹かれあうが、Georgeは既婚の身。 そのまま二人は何事も無く別々の人生を歩むようになる。 Peppyはその後ハリウッドでサイレント映画からトーキー映画への移行の波に乗り、どんどん有名になっていった。 その一方、Georgeはトーキーに出演することを拒み、恐慌の影響もあり、落ちぶれ、毎日酔いつぶれる日々となる。 Georgeは立ち直ることができるのだろうか?? お化粧や髪型のせいもあるんでしょうけれど、Jean Dujardinがまさに往年のハリウッドスターみたいで素敵。(このリンク先の写真とか、ぜんぜん別人みたいです 汗)。 この映画自体もサイレント映画なのですが、その昔、映画が夢を売っていた時代の頃に戻ったみたいでとても楽しかった。 でもね、イギリスの田舎のほうでは、 『映画に台詞が無かった』 と言ってチケット代の払い戻しを求める人が結構いるとか(滝汗)。 大丈夫か?イギリス人? ゴールデングローヴでもかなり賞を取ったようで、この後続くBafta、Oscarと楽しみですね。 お気に入り度: ★★★★☆(4/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2012年 01月 23日
さらわれたい女(文庫: amazon.co.jp) 便利屋の事務所に現れた美しい女性。 彼女は”私を誘拐してください”と依頼する。 夫のマザコンが気になり、自分を本当に確かめたいという。 競馬で金に困っていた便利屋は、狂言誘拐に加担するのは気が進まなかったものの、依頼人の美しさと金回りの良さに惹かれ、承諾する。 頭の切れる便利屋はその上、あることに成功し、すべてはうまくいったと満足していた矢先に、依頼人が身を隠していたアジトに事の終結を伝えに行った便利屋だったが、そこでとんでもないものを発見してしまう。 この小説、ものすごく面白かったです。 書き出しの”私を誘拐してください”という一言から、どんどんと事件が進むさま。 そして刻々と事件が変化していく様。 しいて言えば主な登場人物の一人がちょっと完璧すぎるのが気になったのと、誘拐された女の夫の弟である非常に頭のよい正志というキャラクターがもっと活躍しても面白かったのに。 この作家さん、初めて読んだのですが、他の作品もぜひ読んでみたいです。 お気に入り度: ★★★★☆(4/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2012年 01月 20日
プラナリア (文庫 amazon.co.jp) 短編集ってあまり好きじゃないんですけれど、これはすっごく面白かったです。 乳ガンで自棄的になってブラブラし、年下の大学生と付き合っている女性。 ビジネスセンスがあり、会社でも成功し、夫との事業も大成功させたが、夫に一方的に離婚され、それ以来無食の女性。 夫のリストラでやむなく夜間のスーパーでのパートを始めてたが、高校生の娘が家に帰ってこなくなってしまった女性。 博士号過程で学ぶ彼氏にプロポーズされて戸惑う若く仕事のできる女性。 そして居酒屋を経営する男性が得体の知れない自由奔放な手相観の女性に恋する話。 ちょっと風変わりではあるけれど、なぜかとても登場人物に親しみを覚えてしまう短編集です。 お気に入り度: ★★★★☆(4/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2012年 01月 18日
11.22.63 なんと初Stephen King作品でした。 もちろん、彼の作品のテレビ化、映画化されたのは数々観てますが今まで原作を読んだことは一度も無かったです。 アメリカメイン州で高校の英語教師をしているJakeは余命少ないいきつけのダイナーのオーナーのAlにダイナーにはタイムトラベルのはけ口がある、と告げられ、実際にタイムトラベルを経験する。 AlはJakeに歴史を良いように変えられると力説し、1958年につながっているはけ口からケネディー大統領の暗殺を止めるようにと説得する。 幼い頃に家族を惨殺されたという生徒の人生も変えられると思ったJakeはAlの教えに従って歴史を大きく変える旅にでるのだが…。 ケネディー大統領に対するアメリカ人の思い入れがまったく分からない私としては、ケネディーの暗殺を避けられるか否かはあまり興味が無かったのですが、それでも十分楽しめる小説でした。 800ページ近くの大作ではあるけれど、主人公のJakeに非常に人間味があり、彼が"過去”で経験する古きよき時代の人間関係、恋愛、などがとても心地よく、面白い。 ケネディーに関しては、若くしてなくなったからこそ伝説としていい話だけが言い伝えられている、というのが私の持論なのですが。 長い小説ですが、それこそPage Turnerと呼ぶにふさわしいペースで面白く読み進めます。 それにしてもこのタイトル、頭がイギリス英語な私にはどうしても日にちに見えないんですよ~。 日本の方はこちらから買えます(原書) 11/22/63 (amazon.co.jp) お気に入り度: ★★★★☆(4/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2012年 01月 16日
Crazy, Stupid, Love. [DVD: amazon.co.uk] 日本に帰省する際に飛行機の中で観たこの映画。 実は私はデビュー作のThe Believer それとちょっと前に観たBlue Valentine 結局両方観た(笑)。 Drive Crazy, Stupid, Love. [DVD: amazon.co.uk] Ryan Gosling扮するJacobは夜な夜な違う女性をバーで引っ掛けるプレイボーイ。 Jacobはいきつけのバーで酔いつぶれるダサい中年男、Cal(Steve Carell)に気づき、彼を”もてる男”に変身させる。 Calは高校時代のガールフレンドと結婚し、幸せな結婚生活を送っていたはずだったが、妻に浮気されて別居中。 JacobのおかげでCalはモテモテの生活を満喫し始めるのだったが…。 女性にモテモテで違う女性を毎日もて遊ぶ生活が本当に幸福なのか?それとも本当の幸せって?っというテーマなのですが、最後にとてもいい気分で観終われる映画。 映画の最初に冷たくてかっこよかったJacobがだんだんと雪解けするように暖かくなる様子、そして、いかにもダサかったCalが見事にかっこよくなっていく様子。 すごく興味深いです。 お勧めです! お気に入り度: ★★★★★(5/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2012年 01月 09日
ミーハー(死語?)なので、リリースされたその週末に夫と観に行きました。
![]() (画像はwww.imdb.comからお借りしています) このGuy Ritchie監督のシャーロック・ホームズシリーズ、原作のファンの方々にはきっと許せないほどオリジナルとかけ離れてるんでしょうけど。 好きだな(笑)。 まあ、Sherlockに扮するRobert Downey Jrが最強なのと、Dr. Watson役のJude Lawとの息がぴったりなところもすごくいいのですが。 正直なところ、前作のほうが断然面白かったのですが、まあ、Robert Downey Jr., Jude Law, Stephen Fry(Sherlockのお兄さんのMycroft役。 これはBBCヴァージョンのMark Gatissのほうがはまり役だと思う), そして"The Girl with the Dragon Tattoo”のNoomi Rapaceとかなりの豪華キャストなので、見所はたくさん。 Dr. Watsonがとうとう結婚することになり、寂しさを紛らわす為に(笑)Sherlockはヨーロッパ中で起きているさまざまな事件の裏に宿敵Proffessor Moriartyがいると見て、捜査に専念している。 そんな中、SherlockはMoriartyに直接会いに行くがMoriartyはSherlockが捜査の手を緩めなければ、新婚のWatsonを危険にさらすことになる、と脅迫する。 SherlockはWatsonの新婚旅行を邪魔する羽目になるのだった。。。 ストーリーというストーリーはあまり無いのですよ(汗)。 ただアクションなどハラハラドキドキとSherlockとWatsonの熱い(笑)友情を楽しめるエンターテイメント、と軽く考えて観ると楽しいと思います。 ま、たまには軽い映画もいいでしょう^^。 お気に入り度: ★★★☆☆(3/5) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2011年 12月 21日
The Killing - Series 2 [DVD] ただいまこの番組のWithdrawal Symptoms(禁断症状)に悩んでおります(爆)。 去年、シリーズIをご紹介していますが、その後、アメリカでもリメイクされた(意地でも観なかったけどw)このデンマークの犯罪・政治スリラー。 第二シリーズを心待ちにしていたのですが、またまた夢中になってしまい、BBC4で放映される土曜日の夜は5週間連続で出かけませんでした(笑)。 シリーズIの事件の捜査に夢中になるあまり、警察の規則を破り懲戒処分で田舎のフェリーの警備の業務に左遷されてしまったSarah Lund元刑事。 Sarahのところに元の上司、Brixの命令でStrangeという名前の刑事がやってくる。 コペンハーゲンで女性の弁護士が非常に奇妙な殺人事件に巻き込まれて捜査中のBrixが、捜査に行き詰まり、Lundの知恵を借りたいという。 犯人と思われる組織からの犯行声明のインターネット動画ではイスラム系のテロ組織の仕業のように見えたが、Lundはテロでは関係ないと直感する。 事件は閉鎖的な軍隊を巻き込む展開になり、新米の法相の任務を非常に難しいものにする。 Lundの事件解決に対する型破りではあるけれど一途な態度に惹かれるし、事件に何らかの形でかかわっているRabanという元兵士、Lundのパートナー、Strangeと魅力のあるキャラクターが満載。 最後の最後まで犯人がわからないところも前作と同じぐらい面白かった。 欲を言えば10話じゃなくて前作と同じ20話にして欲しかった!!! シリーズ3は今撮影中だそうです。 来年11月まで待てない…。 その前にやはりデンマークのドラマ、Borgenが放映されるそうなので、今度はそれに注目です! お気に入り度: ★★★★★(5/5 できれば5点中でも10点付けたいw) 参加してます。 ポチっとお願いします。 2011年 12月 16日
最近イギリスの衛星テレビでこの映画のテレビシリーズリメイクを放映していて、それを見始めたらオリジナルの映画が観たくなりました。
イタリアの犯罪物ってギャング、マフィア関連ばかりなのであまり好みじゃないんですけれど。 Romanzo Criminale (amazon.co.uk) まあ、もちろんこれもギャングもの。 子供の頃から親友同士のLebanese、Freddo、Dandiはローマの裏社会を牛耳るかの勢いで、犯罪の世界で成功する。 しかし、組織が成功しビジネスが広がって行くとイタリアの政府の汚職、南イタリアのマフィアからの関与などに巻き込まれ、子供の頃から育んだ強い信頼感にひびが現れてくるのだった。。。 Freddo役のKim Rossi Stuart(ってこの人お父さんスコットランド人?)ってLe Plein Soleil(太陽がいっぱい)の頃の若く美しかったAlain Delon(アラン・ドロン)を思い出させる人ですね(って言ったらファンの方に怒られるかな? ファンの方、アラン・ドロンなんて古い人知らないか^^;)。 えーっと私は非常に少数派だと思いますが、テレビシリーズのほうのVinicio Marchioniが演じるFreddoのほうが好みだなぁ。 Romanzo Criminale TV Series I (amazon.co.uk) 映画の方、ちょっと気になったのは英語の字幕。 名前まで訳す必要はないと思う。 TVの字幕はFreddo, Libano (またはLebanese), Dandi, Neroっとそのままなのですが、映画ではわざわざFreddoをIce、DandiをDandy、NeroをBlackって訳してて、そこまでやる必要ないでしょ~って思ったんですけど。 それにしてもこの手の映画、イタリア語のののしり言葉の勉強になりますね(笑)。 一年しか住まなかった国だけど、悪い言葉は一通り知ってる自分がちょっと恥ずかしいです(爆)。 ちなみに日本語の題はまたすごいことになってますよ~。 野良犬たちの掟(amazon.co.jp) ぎゃはは、気持ちは分かるけどね。 お気に入り度: ★★★★☆(4/5) このジャンルではやっぱり が傑作だと思います。 参加してます。 ポチっとお願いします。 2011年 12月 15日
The Sacrificial Man (UK Paperback) 同じ作者さんの「The Woman Before Me」が面白かったので勇んで買ったのですが。 私が読んだのは↑のペーパーバックじゃなくてKindleヴァージョン Kindleヴァージョンだけなのか分かりませんが、ストーリーとかそういう問題の前に、この本誰も校正しないまま出版してしまったのか ストーリー自体は、なかなか面白かったんですけれどね。 大学の英文科の講師であるAliceは美しく聡明だが恋人の自殺に加担したとして裁判の判決を待っている身である。 恋人は自殺した際に遺書も残し、自分が自殺する意図を明らかにしていたが、恋人の息が絶える前にAliceは恋人の体の一部を食べた、という事実もあり、Aliceは刑務所送りになるか、精神病院行きになるかの狭間にいる。 恋人はなぜ若くして死を選んだのか? そしてなぜAliceは自殺に加担したのか? その答えはAliceの子供の頃の経験と恋人が死の直前まで書いていた日記に隠されていた。。。 かなり暗いストーリーですが、色々ひねりがあるので、結構面白いんですけれど。 乱丁と言えるほど間違いの多い本を出版してしまった出版社、ちょっと無責任すぎると思います。 その旨密林UKに伝えたら、すぐにKindleのebook代、返金してくれましたけれどね。 お気に入り度: ★★☆☆☆(2/5) 乱丁のせいでかなり減点ですけれど! 参加してます。 ポチっとお願いします。
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